日商簿記

日商簿記とは

簿記は、言わずとしれた有名な資格。
専門学校もあるくらいですので、
その需要と難易度が伺いしれます。

簿記とは、簡単にいうと、「帳簿に記録すること」の略で、
購入した備品やかかった経費などを記録していくことをいいます。

これがいろいろ細かくて難しいのですね。

簿記の資格を取得しようとする人は、会社の経理を目指しているのかな?
と思われがちですが、簿記をしゅうとくすることで、
会社が現在どのような経済状況になっているかを理解し、
問題がある場合はどこを打破していけばよいのかということを分析する計数感覚は、
どのような仕事をしている人にも求められるスキルだと思われます。

こういった計数感覚を鍛えるのに、簿記はとても有効なのです。

昔は、簿記の資格を持っていれば、
就職や転職にとても有利だといわれていました。

しかしこれだけ不況が続き、雇用が縮小している状態だと、
就職ならまだしも、簿記を持っているからといって、
いきなり未経験の部署に転職できるかというと、
それはちょっと厳しい、といわれるようになってしまいました。

ですが、簿記の資格を持っているということは、
前述したとおり、直接それが仕事の役には立たなくとも、
ある程度の係数感覚を持っているという証明になりますので、
そういった意味では、転職や就職に役立つと考えてよいのではないかと思います。

簿記検定の種類

簿記検定にはいろいろな種類があるのですが、一番メジャーで、取得する人が多いのが、
「日本商工会議所」が主催する「日商簿記」です。

開設以来50年以上、人気のある資格上位の座を維持しています。

日商簿記は3級、2級、1級とあり3級に合格したら2級、
2級に合格したら1級という形でステップアップしていきます。

受検費用も急に応じてステップアップし、3級が一番お安くて2,040円、
2級はその倍の4,080円、1級は7,140円となっています。

それぞれの急に合わせたレベルを見てみると、2級は財務担当者に必須の基本知識が身につき、
中小企業の経理に役立つ知識を習得していること。

2級は高校程度の商業簿記や工業簿記を習得していること、
1級は大学程度の商業簿記や工業簿記、原価計算や会計学を取得していることとあります。
なんだかすごく難しそう。

気になる合格率は、級が上がるにつれて難易度も上がっていくのは確かですが、
かなりばらつきがあるようす。例えば3級の場合、
第110回試験の合格率が58.3%であったのに対し、同じく3級の107回の試験では、
合格率がなんと13.7%。同じ出題範囲でこの差はかなりのものですね。

予測するに、努力をきちんとすれば、
決して届かないということではないのかな、と思います。

日商簿記は、独学でチャレンジして合格している方もたくさんいらっしゃいますが、
その分スクールや通信教育で学んでいる方も多いです。

教育訓練給付制度の対象になっていたくさんあるのも、
スクールに通う人が多い理由のひとつかもしれません。

転職する予定はないが、もう少し金銭面でのビジネス感覚を養いたい方、
簿記の資格を利用して、異業種にチャレンジしてみたいという方は、
学習を始めてみてはいかがでしょうか。