参考書の選び方

自分にあった参考書を見つけるには

通学、通信講座、独学など、
勉強を進めていくときにより理解を深めるための参考書は必要不可欠です。

特に独学の場合はテキストや問題集を全て自分で選ばなくてはならないので、
自分に合った参考書を見つけることができるかどうかが大変に重要になってきます。

通信講座やスクールの場合でも、
配布されるテキストだけではなかなか理解できないということもよくあるので、
一冊わかりやすく要点をまとめてくれている本が手元にあるとかなり安心できます。

ですが人気の資格になると書店やネット通販などにずらりと似たような
タイトルの参考書が並んでいたりもするもので、
どれをどのくらい購入すればよいか迷ってしまったりします。

Amazonなどで探すと人気ランキングがついていたり
レビューが細かく書かれていたりもしますが、
そこで高評価だからといって自分にとってもっともよい本であるかというと、
必ずしもそうではなかったりします。

実際に書店に足を運んでみる

自分にあった参考書を選ぶなら、
やはり一番確実なのは実物を見てみることです。

都内などには大型書店がたくさんあるので、
その中でも参考書に力を入れている、
できたら専用のフロアがあるようなところに行き、
数冊の同じ用途の本を見比べてみることをおすすめします。

一見同じような内容を書いているものでも、
項目を細かくみているとアプローチが違っていたり、
イラストや図解などでわかりやすくしてくれていたりといった個性があることがわかります。

Amazonなどで人気の参考書というのは大抵の場合図解や
イラストが多いものが中心になりがちなのですが、
人によっては余計なイラストやマンガよりも
細かいテキストの方がよいということもあるでしょう。

可能であれば既に少し勉強を進めてみて、
同じ項目についてどんなふうに書かれているかということを比べてみてください。

古本で購入するときには注意

できるだけ安く参考書などを購入したいと思う人の場合、
古本を扱うお店などで同じ本を探すということもよくあります。

資格の参考書は一般的にかなり高額で1冊数千円ということもざらなので、
中古で購入できればかなり費用が安くあがります。

しかし資格試験の場合、
その年度によってかなり問題傾向が異なったり、
法律系の場合条文そのものが大きく変わってしまっている事も考えられます。

中古で購入する場合はできるだけ最新のものを選び、
ネットなどで大きな変更点がないかといったこともチェックしてからの方がよいでしょう。