医療事務とは
医療事務の資格は、
今も昔も女性からとても人気のある資格の一つです。
大手通信講座会社でも、
必ずといってよいほど医療事務の講座は用意されていますね。
医療事務の仕事は、
病院などで診察を受けたときにかかる医療費の計算をする仕事です。
その他にも、一般事務的な要素も仕事内容には含まれますが、
資格を取得する上で必要なのは、その知識になります。
医療事務のその他の仕事として、患者さんの1ヶ月間の診療内容を確認し、
その月の〆切に合わせて医療費の請求書をつくる仕事などもあります。
複雑な計算知識が求められますので、専門性の高い仕事です。
メリットとデメリット
医療事務の仕事をするメリットとして、土曜日は勤務時間が短く、
日曜祝日はおやすみの病院が多いので、働く時間が自分の都合と合っている方が多く、
人気があります。
総合病院の医療事務はかなり激務になりますが、クリニックでの仕事は
忙しい時期もあるものの、病院によってはかなりゆとりを持って働くことができるので、
家庭を持つ主婦の方には働きやすい職場だといえるかもしれません。
医療事務の資格を取る上でのデメリットは、かなり人気のある仕事なので、
資格をとっても必ずしも実務に入れるとは限らないという点です。
求人募集をしているところがあっても、実務経験のある人を採用したいという
条件つきのところが多いので、未経験の場合、資格があってもほかに実務経験のある方が
いらっしゃった場合には採用されにくいかもしれません。
実際に、通信講座会社がかなり大々的に広告をうち、それに乗っかって
医療事務の講座を始め、資格取得をされた女性の中でも、まだ実務についたことがない
という方はたくさんいらっしゃいます。
ただ、未経験でも資格があれば雇ってくれるということがわかっている、
コネクションを通して実務につけるケースもありますので、そういった場合は、
資格を有効に活用できると思われます。
また、未経験でも資格があれば、人が足りない病院では採用していただけることも
ありますし、派遣会社などを通して未経験でも採用してもらえるところがあるかもしれませんので、
絶対就職できないということではないため、チャレンジしてみる価値はあります。
医療事務の難易度は少し高めのようですが、
きちんと勉強をして試験に取り組めば、十分合格できる資格です。
通信講座がとても充実していますので、講座受講にあたっては、
いろいろなところから資料を取り寄せて検討してみましょう。