勉強を効率的に進めるための方法
勉強を効率的に進めていくためには、
集中力を高めるということが非常に重要になってきます。
学生時代に経験したことがあるのではないかと思います。
苦手な教科や嫌いな教科をイヤイヤ勉強しているときというのは
授業がまるで永遠のように感じてしまったり、
反対にそれなりに時間をかけて勉強をしたつもりなのに
ほとんど頭に入ってなかったというような事態があったりします。
人の脳というのは不思議なもので、
集中している時とそうでない時では全く働きが異なり、
同じ時間をかけてもその成果として得られる内容に大きな差がついてしまいます。
自分がとりたいと強く願って始める勉強とはいえ、
難しい資格試験に合格するためには数ヶ月~数年の期間は我慢を重ねなくてはいけません。
そんな時期を乗り越えるために集中力を高めるための方法を身につけ、
短い時間に集中して勉強ができるような習慣を作っていきましょう。
頑張りすぎは逆効果
資格試験について難易度をはかるとき、
その資格を得るために何時間くらいの
学習が必要かという時間で換算して数字にする方法があります。
例えば人気の日商簿記では3級合格のためには合計で50時間は勉強が必要とされていますし、
難関資格である宅建になると350時間はかかると言われます。
この数値は実際に資格に合格した人の勉強時間をもとにしたものなので
かなり信ぴょう性は高いのですが、
誰でも必ずこの時間勉強すれば合格するという保証がされているわけではありません。
だらだらと勉強時間ばかりを長くとっても、
それで頭にきちんと内容を入れることができなければ時間の無駄ということになります。
この勉強時間の目安はあくまでも「集中して勉強した場合」と思い、
だらけた状態ではそもそも勉強時間としては換算されないという厳しい気持ちを持つようにしましょう。
モチベーション維持できる方法をつくる
集中力を高める方法としては、やはりきちんと最終的な目標を明確に、
その時その瞬間にやるべきことをきっちり自分の中に動機づけることが大切になります。
どんな勉強にも言えますが、まず大きな目標を一つ決め、
そこからスケジュールを逆算してその日のうちにするべきことは何かと目標を小分けにしていきます。
いきなり大目標を達成するのは難しいことですが、
その日にできる目標を小さく定め、
それを継続的に追っていくという小さなハードルの連続にすることで
コツコツと努力を積み重ねていくことは出来ます。
毎日のモチベーションを切らさないように、
適度に休憩を入れつつできることからやっていくというスケジューリングをしてみてください。