仕事と勉強の両立
社会人が資格試験の勉強をするときに一番苦労するのが、
仕事と勉強の両立だと思います。
そんな中でも、
きちんと勉強をして多数の資格を取得されている方もいらっしゃいますので、
ここでその勉強方法について考えてみましょう。
資格習得のコツ
資格試験の勉強の最大のコツは、「少しでも毎日行う」こと。
平日は仕事だから、週末にまとめてやろうとしていると、
たとえ週末に5時間勉強したとしても、次の週末にはほとんどのことを忘れてしまいます。
短時間でも構わないので、必ず毎日勉強をすることが、
覚えた内容をしっかり吸収するコツです。
また、夜に勉強しようとするとなかなかできないことが多いので、
勉強時間を朝に設けてみましょう。
夜は仕事が終わって疲れて帰ってきて、
ご飯を食べてお風呂に入ったら、
睡魔に勝てずについ眠ってしまうことも。
布団に入っていなくても、
勉強している間にいつの間にか眠ってしまっていたという方も多いのではないでしょうか。
その点朝は、多少眠くても夜と比べると居眠りをする確立は低いですし、
朝の勉強は吸収しやすいという研究結果もあります。
30分早起きをして、勉強をしてから出かけるという習慣をつけると、
より効率よい勉強ができるでしょう。
そして、通勤時間などの「スキマ時間」を活用するのも有効です。
朝30分勉強、行きの通勤時間、昼休み、帰りの通勤時間に勉強をすれば、
1日でトータル2時間は勉強時間を確保できます。
またこうしたスキマ時間を確保することで、
前回の勉強から今回の勉強までの間隔を短くすることができるので、
学んだことを覚えているうちに次の勉強に進めるため、とても効率的です。
スキマ時間に勉強をするときは、
できればテキストをコピーしたものを用意して、
書き込みをしながら勉強すると広げる荷物を少なくすることができます。
通勤時間にはテキストとノートをどちらも広げることができないので、
テキストを読むくらいになってしまいますが、
テキストに書き込みをしてしまうと後の勉強に支障をきたすかもしれません。
コピーした紙であればコンパクトなので周りの乗客に迷惑がかかりませんし、
どんどん書き込みをして、帰ってから(または次の朝)ノートにまとめれば、
より効率よく学んだ内容を吸収できます。
勉強方法は人それぞれですが、社会人の資格試験勉強というのは、
ライフスタイルが似ている分共通するところが多いようですので、
ぜひこれらの勉強法を参考に、資格試験に臨んでください。