食育インストラクターとは

最近は、食に大きな関心をもたれるお母さん方が増えてきています。

「できるだけ子供に安心な食事を与えてあげたい」という気持ちから、
購入する食材の製造方法や産地にこだわったり、
化学調味料を極力使わずに、自らの手作りおかずでの食事を提供するという、
とてもよい傾向にあるようです。

そして、自分で調べただけの知識ではなく、
食というものについてより深く学びたいと考えたときに、
お子さんのいらっしゃる方は、
「食育」という言葉に興味を示される方が多くいらっしゃいます。

食育とは、食を通して育児を行うという意味をもちますが、
その食育についてしっかりと学ぶことが出来、
資格という形でしっかりと身についたことを証明出来るのが、
「食育インストラクター」の資格です。

食材の見分け方もわかる

にんじんや茄子などを買いに出かけたときに、
どんな形状の野菜が新鮮なのか、ということがいまいちわからなかったりしますよね。

例えば果物のぶどうであれば、
巨峰は周りに白いものがしっかりとついているものが新鮮だ、とか、
アボカドは皮がピンと張っているものがよい、とか、
そういった食材の見分け方について学ぶことが出来ます。

また、それらの食材の保存方法などについても学べますので、
基礎が出来ていないな、と思う方には必見です。

そのほかにも、加工食品に表示されている成分表示の意味などについても学べます。
危険な成分や、気をつけた方がよい成分などについてもしっかりと知識をつけることが出来ます。

加工食品の恐ろしさは近年いろいろなところで取り上げられていますので、
小さなお子さんがいらっしゃる家庭では、ぜひしっかりと知識をみにつけておきたいですよね。

こちらの資格を習得することで、すぐに仕事につなげることが出来るかというと少し難しいかもしれません。
すでに何らかの形で料理の仕事に携わっている方は、知識の幅を広げることが出来ます。

これから料理の仕事をしたいと思っている方も、
この資格を活かして、食育の講座などを開いたりするのに役立つかもしれません。

なにより、これからご自身やお子さんが
安心して食べ物を食べられるという知識を得ることが出来るのですから、
それだけでも十分な知的財産になるのではないでしょうか。

食育インストラクターは、所定の講座を終えたら認定試験があり、
そちらに合格すると認定証をいただくことが出来ます。

食に興味がある方、小さいお子さんの育児をされている方は、
ぜひこの講座を受講して、
お子さんに安心な食事を提供出来る知識を身につけてみてはいかがでしょうか。