行政書士

行政書士とは

資格を取得する方法と取得後の業務内容について説明します。
毎年1度11月に全国で一斉に試験が行われます。

試験内容としては、行政法をメインとして憲法や民法、
商法さらには一般的知識も問われています。

試験の難易度としては社労士などと同等のレベルくらい難しいと言われており
日本の検定試験の中でも高い難易度となっています。

毎年の受験者数は5万以上いるのでとても人気があるといわれていますが、
合格率は毎年10%前後になっています。

受験者を層別で見たところによると20代から40代の人が多く受験を受けてしますが、
50代、60代の受験者の少なくありません。

さらには10代でも若干名受けている人もいます。
最近では4人に1人が女性受験者となっていて、年々増加傾向になっています。

試験について

試験には受験者の制限がなく、
誰でも受けることができるので挑戦しやすいのではないでしょうか。

これから受験する方に合格者の学習方法をお伝えすると、
合格者は約1年掛けて勉強し試験にのぞんでいる人が多く、
年間約800時間の勉強時間を確保する必要があると言われています。

継続して勉強を行うことが合格への近道ということになっています。
合格することは大変なことではありますが、一度合格すると生涯に渡って有効です。

続いて業務内容についてですが、主に官公庁に提出する書類の作成を行う業務です。

その数1万種類あるといわれていて、
個人や法人の必要提出書類の代行業務がメインになります。

同様業務を行うことができるのは、弁護士、弁理士、公認会計士、
税理士となっていますがご覧のとおり他の士業はとても難関な試験を合格した人だけが
行政書士の業務を行うことができるのです。

書類作成業務がだけが仕事ではなく、
相談事やコンサルタント業務まで多彩な仕事がありますので
合格後も専門的な知識を増やしていく必要があります。

この業務は顧客獲得のために重要なものとなります。
相談事を分かりやすく丁寧に説明することで
継続的な取引や新たな顧客の紹介をいただけるからです。

独立開業向けの資格ではありますが、
1万種類以上もの書類を全て作成することは難しいと言えます。

業務を行う周辺の需要を確認することや、
自分の得意分野であるものを確立し専門分野としてのエキスパートになることが独立開業への近道になります。

同業者との交流や顧客獲得のための営業も忘れずに業務に取り組んでいくといいでしょう。

行政書士試験は難関でありますが合格することで新しい道が開けてきます。
是非合格を目指して努力を行っていきましょう。